京都地本(本部長・巻口1陸佐)は5月18日、海自22航空群鹿屋航空分遣隊、空自小牧基地航空救難団救難教育隊の協力を得て、「海自空自救難員オンライン説明会」を実施した。説明会には、京都地方合同庁舎、福知山地域事務所、宇治地域事務所と参加者の自宅で募集対象者8人、その保護者1人が参加。愛知、京都、鹿児島との直線距離にして約720キロをオンラインでつなぎ、人気ドラマ「リコカツ」に登場する救難員への理解を深めた。

 オンライン説明会は、救難員と実際の自衛官の違いや、救難員の仕事内容、どうしたら救難員になれるのかなど募集対象者の疑問を解消し、海空自入隊後の進路やチャンスを知ることで受験意欲を高めてもらうのが目的。

 参加者は、まず海空自の概要について説明を受けた。次に、22航空群鹿屋航空分遣隊の機上救難員2人から海自の機上救難員の概要の説明を受け、参加者からの自由な質問時間とし、海自の機上救難員に対する理解を深めた。空自救難員についても同じ要領で説明会を行った。

 質問では、「救難員のやりがいは」「自衛隊に入隊して何年後になれるのか」「奥様は、救助した方なのか」など、救難員への興味の高さがうかがえるものばかりだった。

 参加者からは、「今回の救難員説明会を聞いて、海空自に興味が湧いた。泳ぐのが苦手な人でも訓練でうまくなれると聞いてもっと調べてみたいと思った」「訓練がとても厳しいと感じたが、隊員の雰囲気は穏やかだった。普段の厳しい鍛錬が穏やかな人格を形成しているように感じた」などの感想を得ることができた。

 京都地本は「今後も自衛隊・自衛官の多種多様な進路・チャンスを発信するため、各部隊と密接に連携しつつ、創意を凝らした広報を企画し、自衛隊の魅力を発信していく」としている。

画像1: 「リコカツ」で話題の救難員になるには? 海空自現役隊員が協力|京都地本
画像2: 「リコカツ」で話題の救難員になるには? 海空自現役隊員が協力|京都地本

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