【静岡】板妻駐34普連(連隊長・深田1陸佐)は4月10日、深田連隊長以下約30人が新東名高速道路(新御殿場IC~御殿場JCT)と国道138号須走道路・御殿場バイパスの開通に伴う式典に参加し、自衛隊への理解促進を図った。
新御殿場ICで行われた開通式では国土交通副大臣、静岡県知事、山梨県知事らがテープカットを行い、続いて静岡県議会議長、御殿場市長をはじめとする近隣市町の首長らとともに、深田連隊長がくす玉開披を行った。
その後、34普連は「通り初め」のパレードに参加。警察や消防の車両に続き、深田連隊長の乗る小型車両を先頭に軽装甲機動車、高機動車が、新御殿場ICの料金所を通過し、新東名高速道路、国道138バイパスの新たに開通した区間を走行した。また、イベント会場では連隊のラッパ隊と板妻橘太鼓が演奏を披露し、式典を一層盛り上げた。
今回開通した新東名高速道路は、東京から名古屋の約300キロを結ぶ国土開発幹線自動車道路の一部で、御殿場市内の整備区間は約7キロ。また、国道138号バイパスと東富士五湖道路が接続されたことで、観光や物流を支えるネットワークがさらに広がると期待されている。