令和3年度の自衛官候補生が各地で着隊した。期待と不安が入り混じる中、真新しい制服に身を包んだ自候生たちは、溌剌とした態度で服務の宣誓を行い、人生の新たな一歩を踏み出した。

 本日の防衛日報デジタルは、「着隊・入隊特集」として各地の様子を紹介します。

13年ぶりの新隊員教育開始|豊川駐屯地

 豊川駐49普連(連隊長・関谷1陸佐)は3月29日、愛知、岐阜両県から約150人の新隊員(17期一般陸曹候補生)を受け入れ、新隊員教育を開始した。49普連の新隊員教育は、平成20年以来13年ぶり。

 新隊員たちは豊川駐に到着。その後、営内班長に出迎えられた新隊員は居室に入り、共に教育を受ける同期と顔を合わせた。初めての環境に緊張の表情を浮かべながらも、同じ班員同士で自己紹介を交わし、荷ほどきなどを行って自衛隊員としての一歩を踏み出した。

 4月9日、同駐で一般陸曹候補生課程147人の入隊式を実施した。階級章が縫い付けられたばかりの真新しい制服を身にまとった18歳から32歳の新隊員たちは、力強く服務を宣誓。自衛官としてのスタートを切った。

 執行者の関谷連隊長は式辞で、「自衛官は一朝有事の際、個人の幸福よりも国家の独立と安全という公益を優先する。国民の負託に応え得る自衛官となれるよう、覚悟をもって教育に取り組んでもらいたい。さまざまな困難に直面するであろうが、修了式には全員がここに集い、胸を張って部隊へ羽ばたいていけることを期待する」と新隊員に激励の言葉を送った。

 49普連は「彼らはこれから6月下旬まで、陸上自衛官としての資質や知識・技能などの基礎的事項を学んでいく」としている。

画像1: 13年ぶりの新隊員教育開始|豊川駐屯地
画像2: 13年ぶりの新隊員教育開始|豊川駐屯地

◆関連リンク
陸上自衛隊 豊川駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/mae/10d/butai/sta/toyokawa/

陸上自衛隊 第49普通科連隊
https://www.mod.go.jp/gsdf/mae/macb/49i/index.htm



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