京都地本京都地区隊(地区隊長・後藤3陸佐)は3月11日、京都市が実施した京都市シェイクアウト訓練(京都市一斉防災行動訓練)に参加した。シェイクアウトは、地震の揺れを感じた直後の初動対応のこと。京都市では、平成30年度から参加者10万人規模で訓練を実施している。

 令和2年度は、新型コロナウイルス感染拡大の情勢などを踏まえて中止された京都市総合防災訓練に代わり、11月に1回目のシェイクアウト訓練を実施。今回は東日本大震災から10年の節目となる3月11日に本年度2回目の訓練として実施した。京都地区隊の参加は、11月に続き2回目。

 参加者は、(1)シェイクアウト訓練(2)参加者計画の個別訓練(3)京都市からの緊急速報メールの受信確認―を行った。

 京都地区隊は、京都地方合同庁舎、河原町募集案内所、京都募集案内所の3カ所で訓練に参加。まず地震の揺れから身を守る3つの安全行動(姿勢を低く保つ、頭を守る、動かない)を実施し、次に緊急速報メールの受信状況を確認。最後に事前に計画した個別訓練で連絡態勢や避難場所、消火器の確認、棚などの転倒防止対策を行った。

 京都地本は「これからも各自治体の防災訓練に積極的に参加し、広報官の防災意識の高揚を図るとともに自衛隊の広報に努めていく」としている。

画像: 訓練参加中の隊員(河原町募集案内所)

訓練参加中の隊員(河原町募集案内所)


◆関連リンク
自衛隊 京都地方協力本部
https://www.mod.go.jp/pco/kyoto/



This article is a sponsored article by
''.