新潟地本(本部長・大倉1陸佐)は3月1日付で、新潟日報社の就活応援企画「VOICE」に自衛隊の職業紹介記事を掲載した。
企画は、学生の就活を支援するため県内の企業などの情報を紹介。大学生の就職活動の解禁日となる3月1日に合わせ、新潟日報の朝刊に折り込まれた。同紙は県内を中心に41万部が配達され、募集対象者の保護者などに読まれている。
記事がより多くの就活生に届くよう、チラシは新潟大学周辺の新聞未購読世帯にポスティングされたほか、新潟県がU・Iターン就職促進に関する協定を結んでいる県外大学へも配布された。
また、募集広報効果を追求し、位置情報システムによるWeb配信も行われた。
新潟地本はチラシに各種募集情報を掲載したほか、モデルに募集課の福井2陸曹を起用。イラク復興支援に参加した経験や部隊歴を踏まえ、新潟地本での仕事を写真入りで掲載した。
福井2曹は「自衛隊には部隊での訓練や海外勤務のほかにも、地本のように陸海空自衛官や防衛事務官らが揃って仕事をするような職務もある。多様な経験を得られる自衛官という職業に多くの方が興味を持ってもらえればと思う」と述べた。
新潟地本は「今後も自衛隊の多様な職務や活躍する隊員の姿を積極的にメディアを通じて発信し、募集対象者の職業選択の一助となるよう、広報業務に邁進(まいしん)する」としている。