山梨地本(本部長・前野1陸佐)は2月14日、静岡地本とともに沼津海浜訓練場(静岡県沼津市)で海自のエアクッション艇(通称LCAC=エルキャック)見学を実施した。山梨地本から参加したのは募集対象者ら9人。

 LCACは海面に空気を吹き付けて浮上し、船尾にある大型の扇風機のようなプロペラを回して前後に進む。90式戦車なら1両、人員であれば約30人を積載することが可能。現在、海自には6隻しかないため、見学できる機会は貴重だ。

 参加者は訓練場に到着後、砂浜で待機しているLCACの艇内を見て回った。引き続き、砂浜に乗り上げるビーチングの訓練を見学。初めて見るビーチングの迫力に驚いた様子で、「入隊後はLCACで勤務してみたい」との声も聞かれた。

 山梨地本は「今回の見学を通じて、参加者に海自には多様な艦艇があり、活躍の場も幅広いことを理解してもらえた」としている。

画像: 艇内での説明

艇内での説明


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