大阪地本阿倍野出張所(所長・住野1陸尉)は12月10、11の両日、舞鶴地方総監部と舞鶴教育隊の協力を得て私立興國高校の男子生徒45人の職場体験「キャリアトライ」を支援し、所長以下6人が同行した。

 キャリアトライは同高の年間行事の一つとして毎年実施されており、舞鶴教育隊での自衛隊体験は3年連続。自衛隊を肌で感じられる絶好の機会として好評で、同高では前年度も職場体験をきっかけに30人の生徒が自衛隊に入隊している。

 初日、生徒たちは2時間半ほどで、大阪から日本海に面した京都の舞鶴教育隊に到着。大講堂で短艇訓練用の被服を受け取り、海自の概要説明を聞いた。

 訓練では、まず敬礼や方向変換などの基本教練や行進間の動作を練習。ロープ結索は班対抗方式で行い、この日一番の盛り上がりを見せた。

 2日目、朝5時に起床し、学校の方針でランニングを実施。地本部員も5時45分から生徒と一緒に走ってグラウンドへ移動した。その後の腕立伏せでは、つらそうな友だちに「頑張れ」「声出していくぞ」と声を掛け、互いに励まし合っていた。

 今回のメインイベントは短艇訓練。初めてオールを持った生徒からは「すごく重たい」「漕げるか不安」などの声も出ていたが、ベテランの教官たちの説明に耳を傾け、いざ短艇に乗り込むと、笛の音に合わせて懸命に漕ぐ姿が見られた。終了後は、「しんどかったけど、楽しかった」「海自に入ろうかな」など前向きな言葉も聞かれた。

 生徒たちは、最後に護衛艦「みょうこう」を見学し、職場体験の全行程を終了した。

 大阪地本は「今後も学校との良好な関係を維持しながら広報活動を行っていく」としている。

画像1: 高校生45人が海自体験 基本教練、短艇訓練など|大阪地本
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画像7: 高校生45人が海自体験 基本教練、短艇訓練など|大阪地本

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