【新潟】高田駐2普連(連隊長・古賀1陸佐)は1月26日、新潟県柏崎市で実施された令和2年度「原子力防災訓練(冬季避難訓練)」に2中隊の12人を参加させた。
訓練は、積雪時の住民避難における対応力の向上を図るのが目的で、新潟県が主導。「柏崎市で震度6強の地震を原因として、柏崎刈羽原子力発電所で原子力災害が発生。地震動に伴う除雪道路の雪壁の崩壊などにより、一般車両の通行が不能となり孤立地域が発生した」の想定で行われた。
自衛隊は、孤立した住民を冬季装備(大型雪上車と軽雪上車)を活用して救助・後送する一連の状況を演練した。
2普連は「県、柏崎市と協同し、発災時における救助要領などを検証するとともに、各状況下における認識を共有し、連携の強化を図った」としている。