初めましての方もそうでない方もこんにちは。今回僭越ながら筆を執らせていただきました、「永遠の図書室」の店番でございます。

 今回、縁あって防衛日報社様にお声を掛けていただいたのですが、まさか自分が書くことになろうとは……当方あまり文才が無いので、至らぬ部分がありましても寛大な心で読んでいただけたらと思います。

「永遠の図書室」って何?

 さて、初回なのでまずは「永遠の図書室」って何?という話から始めましょうか。

 永遠の図書室は千葉県の南端、海のきれいなまち・館山市にあります、いわゆる「時間貸しの図書室」です。コワーキングスペース・自習室としてもお使い頂けるので、広くご利用いただけます。お茶やコーヒー、ジュースなどを取り揃えたフリードリンクスペースもあり、ゆっくりと時間をお過ごしいただけるかと思います。

 図書室にございます蔵書数は3000冊超。古いもので大正の本から平成に出版された本まで、一般的にお店にあるような本からここにしか無い資料まで揃っております。置いてある本としましては近代史・戦争関連の書籍。資料の中には当時書かれた手記や写真などもあり、大変貴重な資料となっております。

画像1: 「永遠の図書室」って何?

 ところで戦争関連の図書館というと、少しだけ近寄りがたいイメージが沸く方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 しかし永遠の図書室は店番の眼から見ても明るく、矛盾する表現ですが「落ち着いた賑わい」のある場所かと思います。ご来館者様は小学生からご高齢の方まで、戦争を知る・戦争を振り返る……と目的は別ですが、来られる方は皆「昭和」という身近な歴史に触れにいらっしゃいます。そこには恐怖や哀しみというよりかは、「知りたい」というシンプルな感情があるように思います。一冊一冊が「知りたい」の窓口になっていると思うと、感慨深いですね。

画像2: 「永遠の図書室」って何?

 というわけでそんな窓口である蔵書たちを一冊一冊紹介したいのはやまやまなのですが、恥ずかしながら店番もすべて読んだというわけではなく、語れるだけの情報がございませんゆえ………そのため、分類ごとに書籍を紹介していきたいと思っております。

 永遠の図書室では本を探しやすいように、「二・二六事件」などの出来事・ノモンハン、フィリピンなどの戦地・石原莞爾、人物など細かいカテゴリーに分けて本を配置しております。その数およそ40種!次回より書いていく予定ですので、お楽しみいただけたら幸いです。

 それでは今回はこのあたりで、ごきげんよう。

お知らせ

 永遠の図書室では現在クラウドファンティングを実施しております。

 永遠の図書室創立に携わった人々の想いや写真と文で綴られた活動報告など、読み応えのある記事が多数ございます。ぜひお読みいただけたらと思います。なお書くこと以上に喋る事が不得意な店番が必死に答えたインタビューもあります。舌は回っておりませんが思考は回っております。よろしければ。

画像: 永遠の図書室 www.youtube.com

永遠の図書室

www.youtube.com

アクセス

画像: 永遠の図書室通信 第0話「ごあいさつ」

永遠の図書室
住所:千葉県館山市北条1057 CIRCUS1階
電話番号:0470-29-7982
営業時間:13時~16時(土日祝のみ17時まで) 木金定休日
システム:開館30分までの滞在は無料、それ以降は一時間ごとに500円かかります。
駐車場:建物左側にあります館山中央外科内科跡地にお停めできます。
twitterアカウント


This article is a sponsored article by
''.