業務隊が秋季定期環境整備
【北海道】美唄駐業務隊(隊長・青野2陸佐)は11月5日から13日の間、駐屯地等秋季定期環境整備を実施した。駐屯地の各施設の機能を維持・回復し、良好で安全な勤務環境を構築するとともに隊員の勤務意欲を向上させるのが目的。
整備内容は、除雪作業に備えた転落防止柵の撤収、美唄演習場外柵周辺の除草、架線に接触する樹木の枝払い、駐屯地内樹木の雪囲い、側溝・溜ますの清掃、外柵補修など。
また、314基地通信中隊美唄派遣隊は11月5日、通信回線維持のためマンホールの水抜き作業を実施した。雨水が回線用マンホールに流れ込み地下回線が劣化または短絡していないか、駐屯地内8カ所の回線用マンホールから排水し、点検。異状がないことを確認した。
12日に青野業務隊長、18日に駐司令の小橋1陸佐が点検し、整備の成果を確認した。
2地対艦ミサイル連隊が美唄演習場整備
美唄駐2地対艦ミサイル連隊(連隊長・小橋1陸佐)は11月6日から8日の間、美唄演習場整備を実施した。
整備の核は、美唄演習場内の新道建設のための支障木伐採作業。連隊は、301観測中隊11人の支援を含め計46人で美唄伐採班を編成した。12施設群302坑道中隊の隊員2人が技術指導要員として参加し、器材の取り扱いと倒木解体時の安全管理事項を伐採班に教授するとともに、巡回指導にあたった。
美唄演習場整備に引き続き、同9日から13日の間、矢臼別演習場整備も実施した。整備内容は、溜ますの補修、演習場境界線や側溝の除草など。各中隊は作業工程表に基づき、受け持ち区域で品質の向上を図りながら恒久化を追求した。終了後、1特科団長の大場陸将補の完整点検を受けた。