　米子駐8普連（連隊長・天内1陸佐）は10月16日から21日の間、滋賀県のあいば野演習場で第3次射撃野営訓練を実施した。各個の射撃戦闘能力と障害処理能力の向上が目的。

　隊員は81ミリ、120ミリ両迫撃砲射撃、狙撃銃射撃、70式地雷原爆破装置地上投射、87式対戦車誘導弾射撃、基礎爆破、応用爆破、ドローン操作訓練の課目を実施した。訓練には9月に新隊員教育を終了した新配置隊員も参加し、初めての野営に緊張した表情を見せながらも、先輩隊員の丁寧な指導の下、各課目に取り組んだ。

　81ミリ迫撃砲射撃では、前進観測班、射撃指揮所、砲側の3者が緊密に連携し、整斉と射撃を実施。弾着精度も高く、各中隊は所望の成果を得た。また、応用爆破訓練では、各人が緊張感を持ち、集団装薬による爆破を粛々と実施。初めての隊員は、大きな爆破音にとても驚いていた。

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　8普連は「訓練で得た教訓事項を踏まえ、これからも個人と部隊の戦闘戦技能力の向上を図っていく」としている。