海自徳島教育航空群(群司令・山内1海佐)は11月4日、徳島航空基地開隊62周年記念行事を行った。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、例年行っている一般公開や来賓の招待を取りやめ、式典のみ実施。隊員家族約60人が参加した。

 行事は、TC90練習機4機による記念飛行に始まり、202教育航空隊の61万基準時間無事故飛行に対する第1級賞状と勤続25年の隊員に対する表彰伝達、群司令の訓示と祝電披露が行われた。その後、TC90練習機による展示飛行と救難用消防車の放水展示が披露された。

 参加した家族は「普段見ることのない家族の職場を目にすることができてよかった」と満足した様子だった。

画像1: 基地開隊62周年行事/無事故飛行61万時間で1級賞状|海自徳島教育航空群
画像2: 基地開隊62周年行事/無事故飛行61万時間で1級賞状|海自徳島教育航空群
画像3: 基地開隊62周年行事/無事故飛行61万時間で1級賞状|海自徳島教育航空群
画像4: 基地開隊62周年行事/無事故飛行61万時間で1級賞状|海自徳島教育航空群

 海自徳島教育航空群202教育航空隊(司令・藤森1海佐)はこのほど、昭和39年5月から約56年間、累計61万基準時間の無事故飛行を継続したことにより、防衛大臣から第1級賞状を受賞した。

 表彰式は通常、防衛省で行われるが、新型コロナウイルス感染拡大のため、11月4日に徳島航空基地で実施された同基地開隊62周年記念行事に合わせて表彰伝達の形で行われた。徳教空群司令の山内1海佐から藤森司令に賞状と記念の盾が授与された。これを機に、徳教空群の各部隊の隊員は、航空無事故継続へ向けて意識を高めていた。

 202教育航空隊は10月19日、昨年度の隊員自主募集で、期待数の3倍を超える海自入隊者獲得という顕著な成果を挙げ、将来の自衛隊を担う人材の確保に大きく貢献したことにより、同群の山内群司令から第3級賞状を受賞しており、2つ目の大きな栄誉を手にした。

画像5: 基地開隊62周年行事/無事故飛行61万時間で1級賞状|海自徳島教育航空群

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海上自衛隊 徳島教育航空群
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