秋田駐(司令・五十嵐1陸佐)は10月10日、港商友会が実施した「土崎夢花火」を支援した。港商友会は、秋田市北部の若手経営者が組織する団体で、新型コロナウイルス感染拡大によって地域の祭りなどの伝統行事が中止となる中、「悪疫退散」の願いを込め、多くの人に元気や勇気、明日への活力を与えるイベントを計画。市街地で花火を打ち上げるための適地として、数カ所の候補地の一つに同駐が選ばれ、依頼を受けた。

 秋田駐は、設営手順や情報公開などについて、何度も事前調整を実施。前日に新聞やインターネットで情報が公開されたものの、観覧による3密を避けるために、打ち上げ場所は非公開とした。

 花火は午後7時から5分間、土崎港町各所で一斉に打ち上げられ、秋田駐だけでも100発を超える花火が夜空を彩った。駐屯地所在の隊員たちもスマートフォンを構えながら堪能していた。

 このサプライズイベントは多くの反響を呼び、ニュースにも取り上げられたほか、SNSでも話題となった。駐屯地近隣の住民から「最高だった」「ありがとう」など感謝の言葉も届いた。

 五十嵐司令は、「活力のある駐屯地」「地域とともに」を要望事項として掲げており、秋田駐では「新型コロナウイルス感染拡大の影響で暗い雰囲気が蔓延する中、苦労を地域と分かち合い、活力を生み出そうというイベントを支援できた。花火は多くの住民の笑顔を呼び、大成功だった」としている。

秋田駐屯地内からの花火

画像1: 打ち上げ場所を提供「土崎夢花火」を支援|秋田駐屯地
画像2: 打ち上げ場所を提供「土崎夢花火」を支援|秋田駐屯地
画像3: 打ち上げ場所を提供「土崎夢花火」を支援|秋田駐屯地
画像4: 打ち上げ場所を提供「土崎夢花火」を支援|秋田駐屯地
画像5: 打ち上げ場所を提供「土崎夢花火」を支援|秋田駐屯地
画像6: 打ち上げ場所を提供「土崎夢花火」を支援|秋田駐屯地
画像7: 打ち上げ場所を提供「土崎夢花火」を支援|秋田駐屯地
画像8: 打ち上げ場所を提供「土崎夢花火」を支援|秋田駐屯地
画像1: 花火の設置作業

花火の設置作業

画像2: 花火の設置作業

花火の設置作業

画像3: 花火の設置作業

花火の設置作業

画像: 合流した港商友会の警備スタッフ

合流した港商友会の警備スタッフ


◆関連リンク
陸上自衛隊 秋田駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/neae/akitasta/



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