【福岡県】小郡駐5施設団(団長・北島陸将補)は10月2日から11日の間、大分県の日出生台演習場で西部方面隊が計画した令和2年度「日出生台演習場第2次定期整備」を担任した。

 整備は、訓練・演習の効果的な実施と演習場の長期安定使用に寄与するのが目的。5施団長を整備隊長として、西部方面隊隷下の17個部隊で整備隊を編成して実施した。

 北島団長は整備開始にあたり、(1)任務分析に基づく作戦の遂行(2)コロナ対策、健康管理の徹底(3)安全管理の徹底―の3点を要望。整備隊は各級指揮官を核心として、新型コロナウイルス感染拡大防止策を講じつつ、部隊一丸となって任務にあたった。

 今回は、令和2年7月豪雨により通行止め箇所が発生していたため、9月30日、10月1日の両日に臨時整備を行い、車両の通行を可能にしてから整備に臨んだ。

 隊員たちは、特に排水設備を集中的に整備した。地域全般の水の流れを分析して、雨水が集中する箇所に新たな集水枡や暗渠などの制水設備を構築。これにより、降雨による道路の損傷を抑えられるようにした。

 そのほか、戦車の通行を可能にするための道路・橋を新設。戦車・ヘリコプター射場や砲迫射撃陣地の整備には重機を用いた。山火事発生時に延焼を防ぐ防火帯の整備も行い、任務を完遂した。

画像1: 5施設団が西方計画の演習場整備を担任|小郡駐屯地
画像2: 5施設団が西方計画の演習場整備を担任|小郡駐屯地
画像3: 5施設団が西方計画の演習場整備を担任|小郡駐屯地
画像1: 整備前

整備前

画像1: 整備後

整備後

画像2: 整備前

整備前

画像2: 整備後

整備後


◆関連リンク
陸上自衛隊 小郡駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/wae/5eb/5ebhp/index.html



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