故きを温ねて新しきを知る。

 今年8月5日に16,500号を迎えた日刊紙「防衛日報」。昭和28年2月に「調達日報」として産声を上げ、自衛隊とともに歩んで参りました。過去の自衛隊の歴史を知る上で、貴重な情報も記されているこの紙面を当社の倉庫に眠らせておくにはもったいない!との思いに至り、新しいコンテンツを立ち上げることに致しました。その名も「温故知新」(そのままですね…)

 第1回目の今回は、初回限定で一般公開。今年、残念ながら開催が実現出来なかった「自衛隊音楽まつり」の43年前の様子をお届けします。

 文字の詳細をお読みになりたい方は、紙面画下部にある「高画質で見る」のリンクをクリックしてご覧ください。

1面 1977年自衛隊音楽まつり

 自衛隊音楽まつりは、1963年(昭和38年)10月27日に東京都体育館で開催されたのが第1回とされています。1973年からは日本武道館が使用されるようになり、毎年11月の週末などに開催されています。

 記事を読んでいくと、この年は宝塚歌劇団のスター、榛名由梨(はるな・ゆり)さんがゲストに登場。また、施設大隊による「城作り」や少年工科学校の生徒によるマスゲームなど、現代よりさらに"ショー"の要素が強かったのでしょうか。ぜひ映像が残っているのなら見てみたいものですね。

画像: 昭和52年12月2日 第7240号 1面

昭和52年12月2日 第7240号 1面

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2面…三隊員が老女を救う ほか

 43年前の11月9日、登山競技に救護員として参加していた衛生科の3隊員が帰隊中、失神状態の高齢女性を発見し、救急車に収容し病院に搬送し大手柄というニュースを報じています。「老女」という表現に、時代を感じます。

画像: 昭和52年12月2日 第7240号 2面

昭和52年12月2日 第7240号 2面

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次回以降は有料エリアにて公開

 次回以降は「会員限定コンテンツ」として、定期的に過去の紙面アーカイブを公開して参ります。約半世紀前の訓練はどんな様子だったのか。歴史的な有事の時、当紙はどのように伝えていたのか。今後見てみたい話題のリクエストも皆様から受け付ける予定です。

 創刊当時からの全ての紙面が保管されているわけではなく、現存が確認できているのは昭和47年から。現在も倉庫の整理中ではありますが、デジタル版だからこそ生きてくる、過去の紙面公開コーナーにぜひご期待ください。


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