【福岡】空自芦屋基地(司令・岩城空将補)は9月1日、隊員の防災意識の高揚と芦屋基地災害対処能力の向上を図るのを目的に、基地防災訓練を実施した。
隊員は、非常呼集による徒歩登庁、人命救助システムⅡ型取扱い、野外炊飯などの各種訓練に真剣に取り組んだ。
人命救助システムⅡ型取扱い訓練では、行方不明者捜索に必要なエンジンカッターや削岩機などの各種器材の取り扱い要領について細かく演練し、システム取り扱いに関する技能や知識の維持・向上に努めた。
また、給食班が行った炊事車による野外炊飯訓練では、班員たちが約30分で400人分の白米を炊き上げ、野外における炊事、炊飯能力を高めた。
芦屋基地広報班は「今後も、それぞれが防災に対する高い意識を保持しながら、さらに災害対処能力の維持と向上に努めていきたい」としている。