【石川】空自航空救難団(司令・川波空将補)小松救難隊の油井浩恵3空曹=写真中央=は6月29日、小松基地で実施された機上無線員の任務資格付与(OR)検定に合格した。女性では3人目。

 油井3曹は、入隊前に民間企業で働いていた経歴を持ち、平成23年の東日本大震災での自衛隊の救助活動をメディアで見て感銘を受け、「自分も国民のために何か役に立ちたい」と入隊を志した。しかし、採用試験に何度か失敗。それでも自衛官になりたいという意志を貫き、挑戦を続けた。

 入隊後は、市ヶ谷基地で航空システム通信隊の通信員として約2年勤務。その後、機上無線員課程を経て機上無線員となり、令和元年3月に小松救難隊に配属となった。

 油井3曹は試験合格直後のセレモニーで、「OR検定に合格できて夢のようです。まだスタートラインに立ったばかりで身が引き締まる思いですが、諸先輩方に1日でも早く近づけるように日々精進します」と熱く抱負を語った。


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