鳥取地本(本部長・村岡1空佐)は、7月18、19日の両日、鳥取港で艦艇広報を実施した。募集対象者と援護関係者計約280人が参加。海自護衛艦「まきなみ」(3護衛隊群)の特別公開、155ミリりゅう弾砲FH70(日本原駐13特科隊)と93式近距離地対空誘導弾(同駐13高射特科中隊)の展示で見学者を楽しませた。

 まきなみの見学時間は、「3密」の回避を考慮して約30分に制限。乗員が上甲板、飛行甲板、艦橋を案内し、設備の仕組みや装備品などについて説明した。参加者たちは、地上でりゅう弾砲と誘導弾の概要説明を受け、起動展示のほか、展示品への試乗も体験した。

 本部長は「海自入隊者の約3割は艦艇広報などの大規模イベントへの参加がきっかけとなっている。新型コロナウイルスの影響で広報活動が思うようにできていない中、実施できてほっとしている」と述べた。

新聞部の取材を支援

 鳥取地本(本部長・村岡1空佐)は7月18、19の両日に実施した護衛艦「まきなみ」の艦艇広報の際、鳥取城北高校新聞部による取材を支援した。

 新聞部の生徒4人は、士官室で艦長の榎谷2海佐と乗員の女性自衛官3人にインタビュー。新聞部部長の平尾桜さんらが、榎谷艦長にまきなみの役割、艦長の任務、仕事のやりがい、指導事項などについて質問すると、艦長が一つひとつ丁寧に回答した。女性自衛官には、入隊理由や仕事の魅力などについての質問があり、和やかな雰囲気の中、取材は進んだ。

 最後に生徒たちが、艦長に同校の生徒へのメッセージを依頼。艦長は「家族は好きですか。『家族を守ること』は『国を守ること』の最小単位です。日々の生活に目標を持つことは成長に必要で、これが格好よい。格好よく生きましょう」と述べた。

画像1: 新聞部の取材を支援
画像2: 新聞部の取材を支援
画像3: 新聞部の取材を支援
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◆関連リンク
自衛隊 鳥取地方協力本部
https://www.mod.go.jp/pco/tottori/

護衛艦「たかなみ」型|水上艦艇|装備品|海上自衛隊〔JMSDF〕
■112「まきなみ」
https://www.mod.go.jp/msdf/equipment/ships/dd/takanami/

海上自衛隊 第3護衛隊群:第3護衛隊群について【まきなみ】
https://www.mod.go.jp/msdf/ccf3/gre/mkn/index.html

陸上自衛隊 日本原駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/mae/nihonbara/index.html

鳥取城北高等学校
https://www.tottori-johoku.ed.jp/


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