山形地本(本部長・齋藤事務官)は7月18日、酒田北港古湊埠頭で海自護衛艦「ゆうだち」の特別公開を行った。高校生や保護者、教員ら約80人に対し、若手自衛官たちが自分の仕事や船乗りの魅力について話し、ラッパの演奏、手旗の展示も行った。

 実施にあたり新型コロナウイルス感染症対策として、港湾入口での検温、趣旨消毒のほか、地本の募集広報参加者については2週間前からの体温測定などの万全の準備を行った。

 特別公開は、艦内の見学、若手海自隊員による仕事の説明、ラッパ演奏・手旗の展示のほか、山形県酒田市出身のP3Cパイロット、大瀧2海尉による航空学生制度の説明が行われた。大瀧2海尉は、なぜ自分がパイロットを目指したのかなど、自身の経験を踏まえて話すとともに、生徒からの質問にも個別に答え、生徒の海自理解に努めた。

 「ゆうだち」艦内ではガイドツアーを実施。来場者たちは普段見ることのできない艦内を見て回り、乗務員の説明を聞きながら見学を楽しんだ。 若手海自隊員による仕事説明では、自分の所属や役割、船乗りの魅力などを説明。高校生たちは、入隊した隊員は数年後にどのような道を歩むのか、イメージを膨らませていた。

 山形地本は「普段、海自隊員と接することの少ない募集対象者に対し、海上自衛隊を知ってもらう絶好の機会となり、このような状況の中でも公開できたことに成果を実感することができた。今年度は、規模を縮小した広報活動が多くなるが、対象者一人ひとりがより身近に自衛官と触れ合える機会になるとプラスに捉え、今回の公開をモデルケースとして、今後も志願票獲得に向けた活動に努めていく」としている。

画像1: 護衛艦「ゆうだち」を特別公開|山形地本
画像2: 護衛艦「ゆうだち」を特別公開|山形地本
画像3: 護衛艦「ゆうだち」を特別公開|山形地本
画像4: 護衛艦「ゆうだち」を特別公開|山形地本
画像5: 護衛艦「ゆうだち」を特別公開|山形地本
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画像8: 護衛艦「ゆうだち」を特別公開|山形地本
画像9: 護衛艦「ゆうだち」を特別公開|山形地本

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護衛艦「むらさめ」型|水上艦艇|装備品|海上自衛隊〔JMSDF〕
■103「ゆうだち」
https://www.mod.go.jp/msdf/equipment/ships/dd/murasame/

海上自衛隊 第3護衛隊群:第3第3護衛隊群について【ゆうだち】
https://www.mod.go.jp/msdf/ccf3/gre/ydc/index.html


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