秋田駐21普連(連隊長・五十嵐1陸佐)は7月13日、同駐で9師団レンジャー養成集合教育帰還式を実施した。

 今年度のレンジャー教育は青森駐で行われ、師団管内の部隊から選抜された隊員たちが、レンジャー隊員となるために約3カ月間の過酷な訓練に臨んだ。21普連からは5人が参加し、全過程を乗り越えて帰ってきた。

 帰還式当日は晴天に恵まれ、厳しい訓練を成し遂げた新レンジャー隊員たちを、多くの隊員や帰還を待ちわびていた家族たちが出迎えた。

 五十嵐連隊長が訓示で5人をねぎらい、隊員たちは久しぶりに家族との時間を楽しんだ。今後の抱負を聞かれると、訓練への取り組み方などについて、それぞれに思いを語っていた。 

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画像1: レンジャー養成教育 21普連の5人が帰還|秋田駐屯地
画像2: レンジャー養成教育 21普連の5人が帰還|秋田駐屯地
画像3: レンジャー養成教育 21普連の5人が帰還|秋田駐屯地
画像4: レンジャー養成教育 21普連の5人が帰還|秋田駐屯地

帰還の隊員に家族が祝福

 秋田駐で行われた師団レンジャー養成集合教育帰還式の終了後、珍しい一コマがあった。

 帰還した4中隊の藤原恒成3陸曹が家族と歓談している時、恒成3曹の妻がわが子に向かって「おじいちゃんだよ」と呼び掛けた。子供が見つめる先には、迷彩服の男性が。

 それは恒成3曹の父で、同時期に同駐で実施していた予備自招集訓練に参加中の藤原富士則(ふじのり)予備3陸尉だった。偶然にも予備自招集訓練の日が息子のレンジャー帰還に重なり、息子や孫と遭遇したのだ。

 3年前に退職した富士則予備3尉は、かつて同駐を代表するレンジャー隊員の一人で、警備幹部などを歴任し、駐屯地の誰もが知る存在だった。

 恒成3曹は予備自の父と互いに照れながらも、うれしさを隠し切れない様子だった。

画像: 帰還の隊員に家族が祝福

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