画像1: 雪道機動・遭難救助訓練に隊員200人|金沢駐屯地

 【石川】金沢駐14普連(連隊長・梨木1陸佐)は2月26日、新潟県のスキー場跡地で雪道機動訓練と遭難救助訓練を実施した。参加したのは隊員約200人。

 訓練は「雪山の遭難者を捜索する」想定。雪道機動訓練はスキー場跡地周辺の林道で行われ、約20キロの装備を携行し、かんじきを履いて約5・3キロの雪道をスキーで機動した。隊員たちは新雪を踏み分け、道を開きながら行進。標高が上がるにつれて霧が深くなり、視界が悪化するなどの困難な場面もあったが、各指揮官が状況に応じた命令や指示で部隊を適切に導き、全員が完歩した。

 遭難救助訓練は、雪崩で雪に埋もれた遭難者の救助を想定。ビーコン(電波を発信して遭難者を発見しやすくする機器)や、ゾンデ棒(雪面に突き刺して埋没者の位置を正確に特定する器具)を使用して遭難者に見立てたマネキンを迅速に捜索し、発見後はブルーシートを活用した簡易担架を使って搬送した。

 14普連は「訓練を通じ、隊員たちは積雪環境下での災害対処能力を向上させた」と話している。

画像2: 雪道機動・遭難救助訓練に隊員200人|金沢駐屯地
画像3: 雪道機動・遭難救助訓練に隊員200人|金沢駐屯地
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画像5: 雪道機動・遭難救助訓練に隊員200人|金沢駐屯地
画像6: 雪道機動・遭難救助訓練に隊員200人|金沢駐屯地

◆関連リンク
陸上自衛隊 第14普通科連隊
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陸上自衛隊 金沢駐屯地
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