画像1: 享栄高野球部が自衛隊体験|愛知地本

 愛知地本金山募集案内所(所長・長谷川1陸尉)は1月25、26の両日、守山駐で享栄高校野球部47人による生活体験を行った。同所広報官の高橋曹長が約2年前から企画・提案。同高野球部出身のリクルータ隊員(35普連所属)や衛生救護員の協力を得て日程の調整を進め、今回ようやく実現した。

 享栄高校は、日本のプロ野球で唯一の「400勝投手」、故金田正一投手の母校で、県内有数の強豪校。野球部の監督からは「礼節や規則正しい生活などを生徒に身につけさせたいので、自衛官が日ごろ行っている訓練に近い内容でお願いしたい」と依頼があった。長谷川所長は「元気よくあいさつ」「時間管理(3分前集合)」「積極的な行動」「チームワーク」の4点を挙げて、「自己の限界に挑戦し殻を破るきっかけにしてほしい」と要望した。

 初日は基本動作やロープワーク、ほふく前進体験、筋力トレーニングを実施。生徒は体力的に厳しい状況下でも声を出し、積極的に行動することに挑戦した。

 翌日、早朝5時半に非常呼集。災害地域へ救援に向かう想定で、15キロの土のうを入れた背のうを背負って車両で守山駐近傍の訓練場に移動した。車両が通行できない状況を想定したロープ渡りを体験した後、守山駐で徒歩行進を開始。階段の上り下りや負傷者の担架搬送、50メートルのほふく前進も行った。

 生徒たちは「時間厳守の重要性や苦しい時に仲間と助け合うことの大切さが分かった」などと話し、高橋曹長は「今回の生活体験の成功を通じて、組織的募集の大切さを実感した」と振り返った。

 金山所は「今後も各校の部活動との連携を強化し、募集環境の向上と受験者確保につなげていく」としている。

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◆関連リンク
自衛隊 愛知地方協力本部
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享栄高等学校 学校法人愛知享栄学園
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