滝ヶ原駐(司令・中嶋1陸佐)御殿場滝ヶ原自衛隊チームは8月5日、「秩父宮記念第43回富士登山駅伝競走大会」で4連覇を達成した。全国から参加した128チーム(うち自衛隊28チーム)が競い合った。
大会は御殿場駅前をスタートし、富士山頂で折り返して御殿場競技場にゴールインする47.93キロ(11区間)。6人がタスキをつなぎ、山頂の6区を除いた区間は往路・復路を1人で走るため、「日本一過酷なレース」と言われている。
滝ヶ原チームは、1区の山下2陸曹(普4中)が中盤にスパートしてトップに立ち、2区の小林1陸士(普2中)が新人離れした力走で首位をキープ。3区の瑞慶覧1陸士、4区の新牛込1陸曹(普3中)も区間賞の走りを見せ、5区の宮原2陸曹(普1中)につないだ。エースの宮原2曹がさらに差を広げ、6区の市川3曹(教施隊)も区間賞の快走をみせた。復路に入っても順調にレースを進め、最終走者の山下2曹がトップでゴールインし、2位に約7分の差をつけ、3時間46分46秒のタイムで4連覇を飾った。
持続走練成隊監督の太田准尉(普4中)は「4連覇の記録は、常日頃から支えていただいている協力団体や地元の皆様のおかげです」と感謝した。
◆関連リンク
陸上自衛隊 滝ヶ原駐屯地
http://www.mod.go.jp/gsdf/takigahara/index.html
御殿場市 富士登山駅伝競走大会
http://www.city.gotemba.shizuoka.jp/appeal/appeal-1/2301.html