青森地本(本部長・田中1海佐)は9月4日、平川市で実施された「青森県総合防災訓練」に広報ブースを設け、自衛隊をPRした。陸海空自各部隊のほか、自治体や公共機関の職員、地域住民ら約3500人が参加した。
広報官はブースで自衛隊による東日本大震災や熊本地震、西日本豪雨などでの災害派遣活動の写真パネルを展示するとともに、DVDも上映し、災害発生時の自衛隊の役割などを紹介した。
ブースを訪れた三村県知事は広報官らに「自衛隊は大規模災害において必要不可欠な存在。これからも県との連携をお願いします」とあいさつ。災派活動の写真を見た学生からは「テレビや新聞では分からない自衛隊の活動を知りました」などの話があった。
訓練は「津軽山地西緑断層帯を震源地とするマグニチュード7.3の地震が発生。平川市では最大震度6強により、建物の倒壊や火災などのほか、山間部で土砂崩れも発生し、行方不明になっている住民もいる」の想定。陸海空自隊員は防災関係機関や住民との連携強化や防災意識の高揚を図った。
青森地本は「今後も各種防災訓練に参加し、自治体や関係機関に災害時の自衛隊活動や役割を伝え、防災に関する相互理解を推進していく」としている。
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