信太山駐(司令・伊藤1陸佐)は4月21日、「不易流行」をテーマとした創立62周年記念行事とともに、大阪市法円坂にあった旧陸軍野砲兵第四聯隊が大正8年から信太山に駐屯して今年で100年になるのを記念した行事も併せて行い、国会議員や自治体、協力団体などの関係者、地域住民ら約9000人と共に祝った。
観閲式を前に観閲官の伊藤1佐と観閲部隊指揮官の高司2佐がヘリコプターからリぺリングで登場、来場者を驚かせた。伊藤1佐は式辞で、観閲台から降壇して来場者の方を向き、「大正8年から信太山の地に駐屯してこられたのは、地域の皆様方のご協力、ご理解があってからこそと思っています」と述べ、隊員と共に感謝の気持ちを表した。
式典後、隊員たちがラッパドリルや太鼓演奏を披露して来場者を魅了。訓練展示では和泉、堺両市などと協同した災害派遣訓練のほか、特科や機甲科、航空科部隊が協同して防衛出動訓練を行った。レンジャー訓練展示でもレベルの高い技術を披露、注目された。
◆関連リンク
陸上自衛隊 信太山駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/mae/3d/shinodayama/