画像1: 米・豪軍と実動訓練|松本駐屯地

 松本駐13普連(連隊長・岩原1陸佐)は、5月10日から6月14日の間、オーストラリアクイーンズランド州ショールウォーターベイ演習場での「豪州における米豪軍との実動訓練(サザンジャッカルー)」に参加し、隊員・部隊の戦術技量の向上とともに、各職種共同による作戦遂行能力の向上を図った。

 13普連2中隊と12特隊2中隊基幹の約150人は、豪軍第7旅団6大隊の約720人、米軍第1海兵機動展開部隊1大隊C中隊の約250人と共に日米豪共同ターゲティングや、情報と火力の連携を含む各職種共同による戦闘射撃、生地での戦闘射撃、市街地戦闘訓練、3カ国共同での実動訓練などを行った。

 戦闘射撃では、陸自単独の訓練として森林内の錯雑地で分隊以下における後退行動の演練を行うとともに、3カ国共同の訓練として、一連の状況の下で射撃と後退を交互に実践し、豪軍装甲車両で離脱する訓練を展開した。

 市街地戦闘訓練では、広大な仮想市街地訓練場で小銃小隊の前進要領や建物の掃討要領を演練するとともに、米海兵隊や豪陸軍と相互研修も行った。3カ国共同の総合戦闘訓練は、徒歩機動に引き続く攻撃などの想定で行われ、目標を奪取したところで終了となった。

 隊員からは「貴重な海外訓練で米・豪軍と協力でき、有意義だった」「この成果を中隊に普及してこれからの訓練に活かしていきたい」との話が出た。

画像2: 米・豪軍と実動訓練|松本駐屯地
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