画像1: 地震想定の防災訓練に隊員200人|陸自15旅団

 陸自15旅団(旅団長・中村陸将補)は9月1日、沖縄県先島諸島とその周辺海空域で、令和元年度「県総合防災訓練及び石垣市民防災訓練」に隊員約200人を参加させた。「八重山諸島南方沖で地震が発生した」を想定し、離島での突発的な大規模災害への実動による災害対処能力の維持・向上や、関係自治体などとの連携強化を図るのが狙い。

 中村旅団長を指揮官とする演陸災対処部隊を編成し、那覇駐に主指揮所、主会場の宮古島トゥリバー地区に前方指揮所を開設し、指揮所間の報告や活動部隊の掌握、命令下達を行うとともに、統合任務部隊と協同して災害対処能力を向上させた。今回初めて災害用UAV(無人偵察機)を使用。隊員たちは上空から被災状況を確認し、その情報に基づき警察・消防と連携して被災者救助訓練を行い、実用性の高さを確認した。51普連の新垣3曹は「今回の防災訓練で初めて災害用UAVを操作したが、途中で映像が正しく伝送できない場面があった。今後どのように対処したらよいか対策を考えたい」と話した。

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陸上自衛隊 第15旅団
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